「ふむ、ここが我々の聖地、下呂温泉か」
「左様でございます、王子」
「是非みうと温泉というものに入りたいものだな」
「いけません、王子!」
「なぜ止めるのだ」
「我々には温泉は毒なのです」
「なに、そうなのか?」
「我々は温泉に入ると死んでしまうのです」
「くっ、みうと一緒に温泉には入ることはできないのか・・・」
「不愉快であります」
「なんだこれは」
「これが温泉というものです」
「奇妙な臭いがするな」
「臭いも悪いですが、お湯なので入ると死んでしまいます」
「どうも身体に悪そうな煙だな」
「王子、はやく離れましょう」
加恵瑠(かえる)神社
なんだか阿尊神社を思い出す
お賽銭を入れるとお告げを聞くことができる
ゲロゲロ
「我々を祀るということは、人間もようやく物がわかってきたようだな」
「そのようですね、王子」
「人間よ、我々を崇めるがよいぞ」
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